車内の徹底消臭の方法とは?
中古車を購入したけど、前任者がタバコを吸っていたり、ペットをいれていたりするとニオイがついてしまっていることがあります。
一番手っ取り早いのはお金はかかりますが専門業者に依頼することです。ただお金がかかるため出来る限り自分でやりたいと思う方も多いと思います。
そこで車内のニオイを徹底的に消臭する方法を紹介したいと思います。
使うのは、
- 雑巾
- 重曹
- エアコン洗浄スプレー
- アルコール除菌スプレー
それでは手順をみていきましょう。
車内の消臭手順
まずは車内のフロアマットを全て取り出して洗濯をします。洗濯用洗剤を使って普通に洗濯するだけで構いません。
変形などが心配なら手洗いでもいいので、洗剤をつかって綺麗に洗いましょう。尚、洗剤をつかった場合は必ず洗剤が落ちるまで水で洗い流してください。
もしもシミや汚れが目立つようであれば、水ではなくお湯の方が洗浄力が強いです。酸素系漂白剤に30分ほど浸け置き洗いをして、その後洗濯するとより効果があります。
次にやることがエアコンの掃除です。埃やヤニがついているので家庭用のエアコン洗浄スプレーを使って掃除をおこないます。車に詳しくない方は詳しい人に聞きながらやるようにしてください。また、フィルターが汚れている場合は、いくら洗ってもニオイがとれません。
この場合はフィルターをまるっと交換することをおすすめします。4~5千円で購入することができます。
続いて使うのが重曹です。座席など布繊維部分に重曹をまんべんなくばらまいてしばらく放置します。重曹は弱アルカリ性で掃除や脱臭に非常に効果的です。粒子が固くないため気づけることがありませんし、ふくらし粉としても利用されるため人体への影響もありません。
重曹をばらまいて放置した後は掃除機で吸い取ります。ただし、革製品には使えないので注意が必要です。
重曹でニオイを脱臭したら、続いてが車内の拭き掃除です。このとき注意するのが座席だけでなく、内窓・ダッシュボード・ルーフ部分など徹底して拭き掃除をすることです。
内窓やダッシュボードはアルコース成分のはいったスプレーをふきかけて拭き掃除をおこないます。ダッシュボードについては、拭き掃除をしたあとは水を絞った雑巾で吹いたあとに乾拭きをしましょう。
ルーフ部分は水だけでOKです。ヤニは水で洗浄するだけでもニオイは和らぎます。もしもニオイが強烈についているなら重曹を溶かした水を使って雑巾で拭き掃除をします。
一度でだめなら数日間隔でおこなうと徐々にタバコのニオイもとれると思います。
続いてが車内の日干しです。これは拭き掃除と同じ日におこないましょう。なぜなら拭き掃除をすると車内に湿気がたまるためです。
真夏の炎天下の中が最も最適ですが、冬でも長時間日干しすることで効果があります。ダニの退治にも良いので必ずやりましょう。
自宅でできるときには窓を全開にして13~15時の最も熱があたる時間帯におこないます。
日干しをする前にファブリーズなどのアルコール除菌スプレーを吹きかけまくってください。このとき必ず無香料を選ぶようにして、まるっと1本使ってください。
ニオイがついている香料付だと逆に臭くなって気分が悪くなる人もいるので無香料がいいですよ。
これが終わったらほとんどの場合は、ニオイが消臭されているはずです。
それでもダメならプラズマクラスターなどの空気清浄機を車内にいれて数時間ほど脱臭をしましょう。車載用のものもありますが、家庭にあるものでもOKです。
コンセントを引っ張ってきて設置するか、車載用のものを使います。金額的に高くなりますが、ディーラーに依頼するよりは安くすみます。その他に炭の消臭剤を設定し続けることで徐々にニオイがとれていくと思いますよ。